31字の言葉は祈り

#アイドル短歌

ラウールコンビ歌(2)

 

 

もぎたての果実の肌がすぐ傍にあるのがオレのビタミンになる

(渡辺→ラウール)

 

身長を抜いてった君が俺を呼ぶ舌足らずな響きは甘くて

(岩本→ラウール)

 

 

僕たちが見えなくなるまで手を振って見送る笑顔 明日も晴れだね

(ラウール→阿部)

 

暗闇にしゃがみこんでいる僕を引っ張り上げる熱い手のひら

(ラウール→目黒)

 

 

 

「美味しい!」と驚く笑顔が見たいんだ甘えて子どものふりでいいから

(深澤)

 

やわらかな背中にもたれていいのかな あなたはいつも陽だまりのなか

(ラウール)

 

【追記】

守られるだけの最年少じゃなく最年長(あなた)を支える僕になりたい

(ラウール)

 

2022年12月発売の雑誌にて。「優しくて心が安定しているふっかさんに頼られるようになりたい」という言葉が印象的だった。

メンバー同士の関係性も変わっていくのだなと感じた。

 

 

ai-10810810.hatenablog.com

 

あの頃は

 

宮舘涼太阿部亮平

 

大学受験の為に活動休止を決めた阿部さん。それにいちばん反対したのが宮舘さんだったという。

今となっては、良い関係性を築いているようにみえる。

一緒にお風呂に入っていたという、今年の舞台裏のエピソードを

添えて。

 

曲だとこのあたりが印象的。

祈り

 

あと何度月が欠けては満ちるだろう君の願いが叶う夜まで

 

 

来週も来月もそして来年も君が生きる理由をくれるの

 

 

この2首は本心ではあるが、『君』ばかりに寄りかかってはいけないなという思いもある。

永遠なんてないのだから。

いや、ないからこそ、今できるだけの応援をしようとも思う。

 

最近、それを思い知らしてくれた人の名前を見掛けた。

アイドルだったその人に、やっと言える気がする。

ありがとう、さようなら。

 

 

偶像

 

完全に信じることはできなくて人間の君を人間の僕が

(お題『信仰』)

 

 

そもそも、信じるって何だろう。

 

例えばスキャンダルが出た時、「信じてたのに」とか「信じてるよ」なんて声を聞く。

 

私は傷付きたくないから、最初から「信じて」はいないのかもしれない。裏切られたって思うのはとても辛い。

そして、自分だって簡単に裏切るかもしれないとも思う。

 

じゃあ、変な記事が出た時や、嫌なツイートを見てしまった時、何を信じるのか。

私は自分の感覚を信じる。「なんか変だな、嫌だな」という自分の心の声は信用するようにしている。

そして、自分が今まで見たものを信じる。発言とか、振る舞いとか、表情とか。毎日毎日見ていれば、何かしら感じるものがある気がする。

 

少し冷たいかもしれないが、それが私の信仰だ。

 

初めての響き

 

スノマニMCより

 

アイドル短歌

阿部亮平  宮舘涼太 

 

普段なら「阿部」と呼ぶ宮舘さんが「あべちゃんね」という言葉を発しただけなのですが、、、

どよめくメンバー。

跳び跳ねて喜ぶ阿部さん。

呆然とする宮舘さん。

 

直前の「チャンね」(深澤さん。おそらく、「あべちゃんね」の意)につられたのかなとも思います。

 

 

もうひとつ載せておこう。

 

まず作ったのがこれでした。

全部の要素を入れるとゴチャゴチャするかなと思ってシンプルにしたのが最初に載せたもの。

これはこれでいいような気もするので載せておきます。

 

シンメトリーを分かつ僕らは

 

『バディ』

岩本照  深澤辰哉

アイドル短歌

 

「バディ」とは相棒のこと。特にスキューバダイビングや警察特殊部隊など、単独行動は許されない状況で組む相手。

いわふかは重い。

「シンメ」って言葉もこの2人から聞くことが多い気がする。

 

とにかく、いわふかは重い。

 

ai-10810810.hatenablog.com

 

雪月花

 

深澤辰哉さんイメージのアイドル短歌

 

 

『雪』

白雪の頬を両手で包んでも「溶けないよ」って君は笑って

 

ふわふわして、目を離したら消えてしまいそうな人だなって思う時があります。

 

 

 

『月』

たまゆらの月の光にうなづいてあなたは世界を許してくれる

 

彼はパフォーマンス中、カメラに抜かれると微笑んで頷く仕草をする時があります。私はそれが好きで、詠んでみたいなと思っていました。とある曲で彼を照らすスポットライトは月光のようでもありました。「たまゆら」は「ほんの短いあいだ、はかないもの」

 



『花』

藤色が髪に絡まり解きほぐす指先は香る純白のまま

 

彼の誕生日の頃に見頃を迎える藤の花。花言葉は「優しさ」「決して離れない」など。

 

 

深澤さんは、横顔を見ているだけで歌が生まれてくるような、短歌ジェニックな人。

優しいけれど、心の奥は簡単には見せてくれない。どこか掴みどころがなくて、その笑顔の下で何を考えているんだろう?って思わせる人。

 

そんなイメージがあります。